西島悠也が語る福岡の歴史と郷土|黒門

西島悠也

黒門は福岡県朝倉市秋月城跡の本門であり、その歴史は江戸時代初期から始まっています。
秋月城は秋月陣屋とも呼ばれ、秋月種雄が本拠地として築いたのが始まりです。
黒門は垂裕神社の参道に建っていて過去に二度移築されました。福岡県の文化財に指定されており、700年という長い歴史をもつ古い門です。

 

黒門の周りには20本ほどの楓の木が植えられており、秋になると赤や黄色に色づいた紅葉が楽しめます。黒々とした黒門と紅葉のコントラストは引き込まれるものがありますね。
また秋月城は秋だけではなく春は桜の名所としても有名です。
城へ向かう道中には桜の木が植えられ春になると桜が咲き誇ります。

 

四季を感じながら歴史ある黒門を眺めるひと時は心が落ち着きます。
福岡に行った際はぜひ足を運んでみてはいかがでしょう。